『肘が下がらないように！』
『しっかり肩を上げて！』
少年野球の現場に限らず、野球肘や野球肩の予防のため野球をしていると必ず聞く言葉。
野球の練習で一生懸命に肩を上げるのも良いのだが、子ども達の姿勢がとても気にかかる。
近年、スマホや携帯ゲームをする子どもが増えている中で、
姿勢が悪くなっている子どもが多い気がする…もちろん我が子も。
写真のように両肩が前に出て（丸まって）、猫背の姿勢をとる事が多い。
この姿勢って、極端に言えば“腰の曲がった高齢者”と同じ。
この姿勢の癖が続いてしまったら…果たして肩はちゃんと上がるのか？
自分でやってみても分かるが、猫背の姿勢では肩がまともに上がらない。
そんな姿勢で一生懸命に肩を上げようとしても、限界があるし、無理がかかると思う。
肩を上げようとしても上がらない状態を、自分で作っているということ。
「スマホやゲームをするな！」とは言わないけれど、
姿勢については少し考えて欲しいものだと思う。
肘や肩への負担を考えて投球フォームを直すよりも、
まずはそのベースとなる姿勢は大丈夫だろうか？
そこに注目する必要があると思う。
上半身のストレッチをすることや、ウォーミングアップでの体操を含め、
しっかりと、肩の上がり易いコンディションをつくる必要があるのではないか。
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