【野球のウォーミングアップ シューズ?スパイク?】

野球関連

少年野球をみていて不思議に思う事…

何でアップのスタートからスパイクを履いているのだろう??
大体の流れは、
ランニング⇒体操⇒動き作り・ダッシュなど⇒キャッチボール⇒トスバッティング⇒ノックorバッティング
これを最初から最後までスパイクでやり通す。
場合によっては、クールダウンの時すらスパイク…。

野球のスパイクって、まあまあソールも硬いし、かなり足に負担が掛かりそうな印象。
まだ体が出来ていない子ども達からしたら、これはいかがなものか。

高校野球や社会人野球のチームを見に行った際、スパイクでアップを開始するチームは見た事がない。
大体はキャッチボールからスパイクを履くのが一般的なように思う。
クールダウンの際も、スパイクからシューズに履き替えるもの。

では何故、少年野球はそうでないのか??
自分なりに考えてみた…
懸念されるのが、履き替えに掛かる時間と集中力が持続できるかどうか。
低学年の子どもだと、純粋に履き替えに時間が掛かったり、移動が遅かったりする。
チームメイトとの雑談が入れば、尚更の事。
一度集中が切れてしまったら、そこからの立て直しは難しい(-_-;)

シューズでのアップ開始を提案しようと思った事は何度もあるが、
上記の様なデメリットを考えると、いち保護者からの意見としては提案できなかった。
どうしても、時間が間延びしたり、指導者の負担が増えるような気がして…

ただ、何人かの子どもが、『踵が痛い』と言っているのを聞いたことがある。
これに関しては、やっぱり“スパイク履き過ぎ”が問題のように思う。

もちろん子どもの体(骨)はまだ発展途上。
負荷には著しく弱いもの。
成長期の障害として、『シーバー病(踵骨骨端症)』という名称を聞いたことがある。
おそらく、これに近い症状が出ているのでは??と感じていた。

踵に硬いポイントのあるスパイクでランニングから試合までこなせば…
それは痛くなるよね(^^;)
少年野球は驚くほど試合数が多いし、グラウンドや球場などの環境もまちまち。

やっぱり、子ども達の体や負担を考えると、スパイクを履く時間が長いのはどうかと思う。
もっと声を上げて、他の保護者や指導者に理解を得るように、働きかけることが必要だったかな…
と今では反省中。

練習時間や投球制限など、子ども達への負担を軽減しようとする流れが出来てきているけど、
こういう事にも、目を向けられるようになってくるといいな。

また、これは余談だが…
とある中学校の野球部では、試合開始直前までスパイクに履き替えないチームがあった。
ベンチ前でのサイドノックでさえシューズ…
選手を左右に振ったりするノッカー(監督)だっただけに…
選手がズルズルと滑ってて、これはこれで危なく、見ていられなかった。
どんな意図なんだろう…。

体への負担や安全面、環境に合わせて、様々な調整をする必要があるな…と考えさせられる。

コメント

タイトルとURLをコピーしました